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zoom RSS 『不思議な少年』 by山下和美 待望の4巻!

<<   作成日時 : 2005/11/23 12:47   >>

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老若男女とわず、頭のよしあし問わず、自信を持って薦められる作品の一つだ。
待ちに待った待望の第4巻! 久しぶりに哲学してしまう漫画だが今回は非常に面白い。
というのは前半の作品は 悲劇が多いのだが 
後半の長編は、はっきり言ってん、小難しく考えるよりももっと、
読んで楽しんで、感覚と主観で理解していけるものだからだ。
いつも客観的な、一歩違う次元から見下ろすようなかの「不思議な少年」だが、
今回は違う。 少年として、女として、伴侶として、友として・・・
一人の人間の半生に付き添い、その生き様を見続けるという、
非常に主観的な立場にいるからだ。
少年は言う。
自分の中に、彼を愛する「女性」の部分と少年の「自分」の部分が共存していることを。
かの少年が始めて「人間」として目覚めた瞬間でもあったののではないだろうか?

この4巻に一貫して流れているのは、
一人の人間のうちに潜む二面性や潜在意識  ではないだろうか?
前半で言えば殺人を犯してしまった女の、心奥底に残っている少女時代の心。
後半で言えば同じロム族でありながら殺すものと殺されるもの、支配するものと支配されるものとに道を別ち、しかしながら最後には一つの流れ・因果に行き着くという歴史。
そしてこの不思議な少年自信の性による二面性・・・
おそらく今回の一貫したテーマに、そういうものが隠れているんじゃないかと思ったりする。
かがなものだろう?

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんはお久しぶりです(^^
不思議な少年自分も読みました。四巻のロム族の回の少年は
なかなか興味深かったですね。人間を超越し観察する存在の
であるはずの彼の心の中で愛という本来観察すべき対象のも
のがもっている感情を持ったことがとても興深いなぁって思
いましたね。やはり彼もヒトなのか、あるいはたと超越した
存在でも似たような自我を持つ存在である以上は同じ性質を
持つものなのか。なんてことまで考えてしまう今日この頃で
す(^^;
 空蝉さんは山下先生の「天才柳沢教授の生活」も読みまし
た?この作品も共通して”人間”がテーマの作品でとても興
味深いですよ〜。
菊七
2005/11/29 01:18
こんばんは、お久しぶりです。
どうにもこうにも更新が滞ってしまって情けない今日この頃;;
仕事が入ってからというもの、毎日更新の記録は破れ
小説も書けずだし、何より読書をする時間がないのが一番つらいです。
でも『不思議な少年』、待ちわびていた待望の第4巻!
良かったですね!これはもう、哲学書だと思います。
勿論、『天才柳沢教授』も読みました。教授がモンゴルに行った時の話し、とても好きでした。いつか私も行ってみたい…
とと、これからまた出来るだけブログ頑張りますので、
また遊びに来てくださいね。
空蝉
2005/12/03 19:23

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