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zoom RSS 『となり町戦争』 by三崎亜紀

<<   作成日時 : 2006/03/02 19:08   >>

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少し前に『宇宙戦争』をみて、かなり落胆した私だがそれにも負けず劣らず落胆した。
期待が大きいと、観た時、読んだ時に期待はずれ=落胆のほども大きいということが身にしみる今日この頃だ。
発送も、話の運びも無理が無いしわかりやすい。
何が言いたいのか、というのも、(読みが間違っていなければだが)悪くないが、
なんせ、面白みが無い。
日常に埋没してしまって、見えないことに、観ないことに、気がつかないことに慣れてしまっている我々現代人。今生きていることさえ当たり前のように、日々平凡な人生を送っていることに警鐘を鳴らす、という主題があるのだとしよう。
しかし、この主人公の成長が、私には感じられない。
最後まで彼女をあっさり手放してしまった彼は、結局この「戦争」を切り抜けたことで何を得たのだろう?何が言いたいのか、ここでいっそう分からなくなる。
もしかしたら、これを指摘するのが「野暮」だとされてしまうかもしれない。
けれど著者は確かにこの主人公に成長、少なくとも見えなかったものを見ようとする姿勢、
見ることが出来るまでの成長をさせたかったに違いない。
そうすると、やはり現状を見ることが出来てもそれを打破することが出来ない、情けない男・・・泣き寝入るだけの男というふうにしか、思えない。

次いで言わせてもらうなら、象徴的なのか現実的なのか、あいまいなのか明確なのか、どうにもスッキリしないこの戦争。
もう少し、この戦争の悲惨さなりダメージなりを表して欲しかった。

読みやすかったし、象徴的なこの「戦争」のアイデアも面白い。
けれど、私にとって戦争どころか喧嘩にもならない。画像

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