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zoom RSS 永遠に眠る〜No7

<<   作成日時 : 2006/04/11 17:32   >>

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もう一つ、ついでに言わせて貰うと電車初めて遊びに来る友達に「鶴ヶ島駅」を説明する時にも私は絶句した。
私の住む家の最寄り駅「鶴ヶ島駅」は先に紹介したとおり、「川越」のすぐ近郊にある。
駅名は『鶴ヶ島駅』なのに駅の半分は住所が川越であるという、なんとも納得のいかないエリアだけれど、人間だって半分しか血が繋がっていないのに片方の家の性を名乗ることしか出来ないのだから駅のことをとやかく言える立場でもないなと最近は思う。
ただ、問題なのはこの鶴ヶ島の地名でも住所でもなく、隣の駅だ。
川越はアナウンスでも逐一、到着時刻が放送されるくらい大きな駅だから、鶴ヶ島駅を説明する時、まず「川越駅」を目指してもらう。川越の次の次の次の駅が鶴ヶ島駅で、時間にして10分足らずだ。次の駅が「川越市駅」、ここまではいい。
問題の駅は次の駅、鶴ヶ島駅一歩手前のその駅の名前。「霞ヶ関駅」。

「鶴ヶ島駅ってどこ?大きい駅?わかるかなぁ。」
「東上線で一本だから。大丈夫。川越って駅の次の次の次。霞ヶ関と若葉駅の間。」
「え?桜さんって埼玉じゃなかった?なんでいきなり霞ヶ関なの?東京?」
「いや、その霞ヶ関じゃなくて・・・」

つまり国会議事堂のある、かの有名な地下鉄丸の内線「霞ヶ関駅」と間違えられてしまうのだ。漫才見たいな話だけれど本当のことだからしようがない。
あちらさん東京の霞ヶ関が知ったら「一緒にするな」といわれてしまいそうなくらい、何の変哲もない田舎っぽい鄙びた駅・・・のくせに、何故か定期券売り場はある。
・・・霞ヶ関駅より利用客の多い、わが鶴ヶ島駅にすらないのに、だ。
学生の頃はわざわざ自転車で20分はかかるこの隣駅まで定期を買いに行ったものだったから、正直納得いかない癪に障る存在でしたかなかった。
何にもない霞ヶ関駅。隣接したスーパーすら何代変わっても5年と続かず潰れるというこの寂れた駅。生まれてこの方25年間たった2度しか降り立ったことのなかったこの隣駅が、勤務先の駅になるとはまさか思いもしなかったが、それはまた別の話。

まあ、一つ弁護するとすれば(って、誰にだ?)。
この埼玉の霞ヶ関駅が出来たのは、正確に言えばこの名称になったのは1930年、あちら東京の霞ヶ関駅が出来たのは1958年。明らかにあちらさんが悪いので裁判になったとしたら被害者はこちらである。もちろん裁判を起こすだけの資金があるとはとうてい思えないけれど。

まあ、そんなことはどうでもいい。
こんなわけで、私は鶴ヶ島駅を説明するにも一苦労なのである。
なにしろ、日本に7つしかない「海無し県」の一つ埼玉県でありながら「島」と勘違いされる市に生息し、東京のしかも政治のど真ん中に位置する駅と同じ名前の駅に隣り合わせて住んでいるのだから。
こんな思いをするのは県外から遊びに来る友達が出来てからの話で、鶴ヶ島・・・陸の孤島のような田舎で生まれ育った私には東京に隣駅と同名の駅があるということすら知らずにのほほんとすごしていたのである。

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