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zoom RSS 『黒髪に恨みは深く―髪の毛ホラー傑作選』 by東 雅夫 (編集)

<<   作成日時 : 2006/07/28 19:38   >>

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私は黒が好きだ。漆黒、という言葉にぶるっとするような戦慄を覚えるしなんとも艶かしい、それでいて孤高の気高さのようなものも併せ持つ、その色に魅了されるのだ。
こんなことをいったら中国や韓国の人に怒られるかもしれないけれど、
ストレートで滑らかなロングヘアーが最も似合うのは日本人ではないかと思う。

まあ、お国びいきはともかく、あの「遊んで」ないひとすじの・・・
一つの流れの束が、窒息しそうに密度の高い、入り込む隙を与えないようなあの漆黒の束が、見る者触れる者の意識を触発して止まないのだろうと思う。

本文中、貞子(リング)の説明にもあるように、女のホラーに黒髪はつき物。
パーマっ毛やチリチリの髪、遊ばした動きのある髪と違いまっすぐにただ垂れている黒髪は、どこまでも伸びていくような気がして、恐いのだ。
髪が伸びて、伸びて、どこまでも伸びて・・・いくら逃げても「私」に追いついてくる。
そんなホラーが隠れている。
黒い、ということがどれだけ硬い=恐い=強いというものか、私は学術的な色彩に疎いので解らないけれど、何をどう混ぜようとも「黒」には勝てないというのだから、もうコレはトランプのジョーカーのようなもの。
チラチラした金髪が絡みついてきても引きちぎれる気がするが、漆黒のひとすじの髪束が絡んできたら、どうにも引きちぎれそうにもない気がしてしまう。

そんな髪のコワサをかき集めた短編集だ。

そして、私がこの文庫本を買って、一番感銘を受けたのは・・・というか笑ってしまったのだが。
各章のタイトルのページをめくっていただきたい。
「あれ?きたないなぁ、髪の毛がくっついてる。」といって払おうとしてしまったことだ。
実は・・・とと、これは買ってのお楽しみ(笑)
黒髪に恨みは深く―髪の毛ホラー傑作選
黒髪に恨みは深く―髪の毛ホラー傑作選 (角川ホラー文庫)

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『黒髪に恨みは深く―髪の毛ホラー傑作選』 by東 雅夫 (編集) ■空蝉草紙■/BIGLOBEウェブリブログ
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