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zoom RSS 『小説こちら葛飾区亀有公園前派出所』

<<   作成日時 : 2007/11/12 20:34   >>

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実は私は「こち亀」をまともに読んだことがない。私がジャンプを毎週読んでいたのは中学生〜高校生初期、その頃の女子って言うのはたいてビジュアルから入る。あの時代は幽遊白書やスラムダンクで賑わっていたジャンプ最盛期、ドラゴンボールはまた別格として、こち亀のようなカッコよくない主人公の活躍するバカっぽいお笑い漫画には興味が無かったのである。
勿論そういった感想は、今は、無い。
男は顔(外見)じゃない、心(中身)だ。 そんな当たり前のことが骨身にしみ出してきたのも最近のこと。読む本の量も漫画と同じになるほど小説も増えてきた・・・そんな今の私の目に飛び込んできたのが本書「小説・こち亀」だ。

先に言った様に私はこち亀を大まかにしか把握していない、がそれでもキャラやステイタス、どんな世界なのかはなんとなくわかる。毎回読みきりの解りやすい勧善懲悪?コメディ。
あまりに強烈な個性を持つキャラクターは説明ご無用、一話読めば十分なのだ。
だからここで ○○先生の書いたこち亀は〜だった、とか××の書いたこち亀は・・・だった、
とかを書くのはあえて止めておこう。
だってそうだろう? これはこち亀を読んだ著者達が、それぞれの思い描く、感じ取った両さんを、それぞれの持ち前の世界に「垣間見せる」作品群だ。
もちろん、最後の東野による章などは完全に両さんを主人公にしたコメディだがこれは失敗じゃないかと私は思っている。
いや、普通に東野が自分の描きやすいキャラでこれを書いたら面白くなっただろう・・・が、無理にこち亀の両さんを主人公に仕立てたから、そしてほんの数十ページという超短編に仕上げたからどこかぎこちない。
アンソロジーってそういうもんだろう。自分の方に原作のキャラを引き寄せて、いわば自分の世界に引き込んで彼(両さん)を遊ばせるというのがおもしろいのだ。
だから、無理をするとぎこちなくなる。
じっさい、脇役で出てくる作品が多くなったこのアンソロジー。どれもこれもちょっと変わったこち亀が見られてなかなか面白い。
こち亀を知っていても知らなくても、イメージさえ出来ればいい。それで十分楽しめる、しかも人気作家が大集合。読む価値は十分にある。

小説こちら葛飾区亀有公園前派出所
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