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zoom RSS 『バクマン』 by 大場 つぐみ (著), 小畑 健 (イラスト)

<<   作成日時 : 2009/03/07 20:11   >>

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漫画、アニメ大国であるこの日本において漫画家になりたいと願う少年少女は数多い。そしてそう夢を抱いた若い芽が、画力を磨きストーリーを練り周囲の反対を押し切って漫画家になるまでのサクセスストーリーを描いた作品は過去にもいくつかある。 簡単にあらすじを述べれば本書「バクマン」もその一環に収まってしまうかもしれない…が、決定的に違う点が一つある。
歴代の漫画道マンガが「ありそうな話」であればある程読者の心を捕え共感と希望を膨らませてくれるのに対し、この漫画はその逆から始まるのだ。

主人公の中学生サイコー(最高)はアニメ化したギャグ漫画の原作者を叔父に持ち飛び抜けた画力の持ち主。クラスメイトの秀才・シュージン(秋人)はサイコーの画力と「頭ガイイ」点に目をつけ、作&画コンビで漫画家になろうと詰め寄る。 一方サイコーの想い人は声優を目指す夢見る可愛い子ちゃん(死語)で、漫画家になったら結婚する約束までこぎつけた。さらに彼女の母親と叔父は両想いながら結ばれなかった過去を持っていた…

と、良く言えばドラマチックに運命的で、悪く言えばこの上ないご都合主義の偶然の上に成りたっているストーリーである。彼らは親の反対も恋の挫折も金や環境の心配すらない、いや、かなり恵まれた環境からスタートを切った。 時折見せる漫画専門用語や業界事情が現実的ではあるが、どこまでも「ありえね〜っ!」と言いたくなるくらい、ありえない。
けれどここまで気持ちよく恵まれたスタートを切ってくれると、どん底からのレベルUP&サクセスストーリーを見慣れた読者としては今後の展開が逆に全く読めない。彼らがどういう風にどれだけ悲惨な困難を迎え落ちていくのか、現実味がないだけに予想できないのだ。

『DEATH NOTE』で一世を風靡した著者だが死神の力を持ちながらも破滅した前作同様、彼らに明るい未来はあるのか否か?今後も目が離せない。



バクマン。 1 (1) (ジャンプコミックス)
集英社
大場 つぐみ

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