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zoom RSS 『プライド』 最終回 by一条ゆかり

<<   作成日時 : 2010/03/16 10:45   >>

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画像とうとう終わってしまいました・・・一条先生の描く女の「プライド」。

サラブレッドで転生の歌声とビジュアルに恵まれたプライドに生きるお嬢様育ちのオペラ歌手・史緒。正反対の苦労人生を歩んできた不屈の精神の強い女・萌。技術と素質の史緒vs.情感と迫力の萌。対極に育ち正反対の才能を発揮する二人はコンクールや舞台、そしてパトロンや男の問題など様々な場面で衝突し波乱を巻き起こしながらも、史緒と思いを通わせるピアニスト・蘭丸が間に入ることで3人のユニット「SRM」を結成、互いの声だけは認めあう。
レコード副社長、神野と「取引」婚約した史緒はウィーン、追い払われる形で萌はイタリア、故意に破れ傷心の蘭丸はニューヨークへと旅立ち各々の成長と成功を達成し、ようやく「SRM」再結成、日本で凱旋レコーディングをすることに。
さて、ここからが最終巻のみどころだ。

神野の子であることを隠したまま出産を迎える萌、そしてその事実は結婚を目前に史緒の知るところとなり破談の危機。
まさにメロドラマ・泥沼愛憎劇を多々手がけてきた一条先生ならではの展開が読者の予想を裏切らない(笑)
が、実は私はものすごく意外だったのだ。今回のラスト。
史緒が誰とくっつくのか?ずっと恋してきた蘭丸と結ばれるのか?はたまた裏切りが発覚した神野を許し長い時間暖めてきた愛に気付くのか?
果たして母親との確執を抱えた萌は自分が母親になることで思いは昇華されるのか?
それは読んでいただいてからのお楽しみだ。

ただ、今までの一条先生とは違う、とても暖かで優しくて、この上なく愛すべき作品であると思う。
人は生きていれば様々な人と出会い、たくさんの困難にぶち当たり、それでもほんの少しの幸せを糧に希望を持って次へ進む。
それを支えるのはいつだって己のプライドだけなのだ。
志の高低や目標の大小が問題なんじゃない。
自分を自分らしく生きる、そのプライドをかけて愛することのできる人、認めることのできるライバル、それを発揮することのできる場所を求め続けることが人を支えてくれるのだ。

この最終巻、誰もが大きく変わった。
人は人との出会いの中で変わる。その変化は長い時間をかけた間柄ならなおのこと、たとえ無意識であれ自分の「心」が望んだ形なのだ。
そう、変わることを「プライド」が許した形なのだ。

・・・でも、それでも。私はシオは彼とくっついてほしかったなぁ・・・


プライド 12 (クイーンズコミックス)
集英社
2010-02-19
一条 ゆかり

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