■空蝉草紙■

アクセスカウンタ

zoom RSS 『ラットレース』 by 方波見大志

<<   作成日時 : 2008/02/05 00:02   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

画像
青春ファンタジーとでもいうのだろうか?出てくるのは自称妖精の40代禿親父、高校生の主人公、とその憧れのクールビューティーな先輩?片里奈。彼女の部屋の床から半透明の禿親父が生えてきたことから事件は始まる・・・なんともユニークというか、人を食った始まり方だが印象は強烈。
こんな不可思議なことがあってどうしてこんなに淡々と現実視してるんだ!?って思うだろうが、それはこの話の種明かしに繋がるので最後には納得がいくだろう。

とんとん拍子に話が進み自称妖精と語る記憶喪失の半透明ハゲ親父の正体はあっさり明かされるが、彼がなぜ殺されたか、なぜ片里奈に憑依するのかの理由が究明される。
殺人も起こっている、しかも化けてでている、憑依されている片里奈にも過去の秘密がある・・・ミステリー要素がしっかりあるのに、この作品がミステリーらしく思えないのは、あまりに爽やか過ぎて清清しすぎて、しかもハゲ親父の殺人の原因究明が殆どどうでも良いような扱いを受けているからだ(笑)

彼女の暗く苦い過去を握るかつての友人と、イジメを苦に自殺未遂をしたらしい意識不明のクラスメイト。主人公の愉快な変わり者同級生2人が加わり、時折、片里奈の意識を乗っ取るハゲ親父との齟齬に満ちた会話バトルも面白い。まあ、言わせて貰えば・・・いくらオヤジとはいえ40代のサラリーマンが
「お嬢」とかいうか!?会話以前に言葉遣いが変だよ!と突っ込みたい。

結局何が言いたいかっていうとわからない。
何かを諦めていきているやつは霊にもとりつかれやすい。
ということだろうか?それだってこの作品の中でだけのこと。 それくらい、内容は軽い。

が、それでも面白く全部読ませるのは、主人公の正体が・・・というどんでん返しと、非現実的なことをいとも簡単に受け入れているので反論する気すら起こらないのと、なによりキャラクター達の魅力があるからだろう。
青春ファンタジー・・・うん、まさにうってつけのコトバだ。


ラットレース
ラットレース

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
『ラットレース』 by 方波見大志 ■空蝉草紙■/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる